2013.8.9-12. 土壌調査法実習

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毎年恒例の土壌調査法実習に行ってきました!今年は総勢26人の参加。3班に分かれて実習を行いました。

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スコップで穴を掘り、土壌断面に向き合います。川上演習林の調査地は、なんと今年で記念すべき50地点目!

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3日目からは千曲川源流に沿って山登り。八丁坂の難関を乗り越えて、亜高山帯に分布するポドゾルを目指します。

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この豊かなコケの下で生成するのが十文字のポドゾルです。しかし、最近では林内が明るくなり、少しずつOa層の分解が進んでいるといいます。埋没のE層と比較して、表層のE層は暗い色になってしまいました。さらに、この場所は今、深刻なシカの食害を受けています。右の写真から、幼樹の多くが枯れているのが分かるでしょうか?幼樹が育たないままに、もし親木の針葉樹が枯れてしまったとしたら、その場所には一斉にダケカンバが侵入してくるかもしれません。その時、このポドゾルはどうなるのでしょう?
土壌は植生や気候などによって育まれるもの。従って、少しの環境の変化で失われてしまう土壌もあるのです。

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土壌調査はこれにて終了です。…が、カモシカ展望台の夕日から十文字小屋のカレー、ペルセウス座流星群に大山山頂からの日の出、そして川遊びと最後は遊び尽くしました!
例年雨に降られるこの実習、今年は天候に恵まれ、無事終えることが出来ました。ポドゾル調査日には、近くで大雨警報が発令されていたらしく、土壌研卒業生から実習を気遣うメールを頂きました。温かい心遣いに感激するとともに、先輩方から代々受け継がれてきた実習なのだと実感しました。ありがとうございました!